EUREKA!

月刊 EUREKA! 2021年1月号

あたらしいサイトに移行しました。

https://eureka207.webnode.jp
今後も見守っていただけると、うれしいです。

月刊 EUREKA! 2020年12月号


「サンタさんからもらいたいもの、7歳にしてネタ切れ」の巻


ゆうりくんのマイブーム
 ・「LOOK」。不二家のチョコレート。スーパーでなんとなく気になって、買って、うまいっ!
 ひきつづき、Youtubeのゲーム実況が ゆうりくんの生きがいなのだ。

ペンネーム、え?ママ猿!? さんからのお便りです。

私は、7歳の息子の父です。
息子はひとりっこなので、
私が 息子の父・兄・友達を兼任しています。
息子がよく勝負をしかけてくるのですが、
頭では「ここは負けてあげよう」
と思っても、
身体が というか 本能が、
どうしても勝とうとしてしまいます。
7歳相手にガチ勝負になりガチで(笑) 
勝っちゃってから、
「あ、しまった。」と反省します。
息子は悔しくて すねてしまったり、
時には泣かせてしまうこともあります。
いずれ、息子に勝ちたくても本当に勝てない、
という時が来るので、
いまぐらいは 息子に負けて花を持たせる、
というのをやりたいのですが、
頭と身体がちぐはぐです。
いったい、どうしたらいいでしょうか。

月刊 EUREKA! 2020年11月号


「おとうさんのスマホをもらいました」の巻


ゆうりくんのマイブーム
 ・「ぴくとさん」。ユーチューバーさん。うるさいけど、まぁまぁ やさしくて おもしろい。ドハマり中。
 ・「カズさんとドズボンさん」。大人のユーチューバーさんたちのトークのおもしろさがわかる ゆうりくん。
 ・「AMONG US」。カズさん、ドズボンさんがやってるゲーム。友達同士の大人数じゃないと面白くないね。
 ・「世紀の対決だ」。っていう名の、国領にあるパン屋さん。おいしい!のでみなさんにおすすめしてます。

世の中には どうにもならないことが、
いっぱいありますね。
自分の力では、どうすることもできないし、
どうにかしよう なんて思わないほうがいいような、
そんなことって、あります。

その一方で、
「ここは自分次第だな」
という場面も、結構あるものです。

毎日 顔を合わせるママに、
おたがい空気のように振舞うか、
目を見て「おはよう」と声に出すか。

ゆうりくんの今の実力をみてしまったとき、
「おいおい、全然ダメだな」というか、
できていることを褒めるか。

ゆうりくんが ちょっとつまらなそうなとき、
見て見ぬふりをするか、
「なにかして一緒に遊ぼうか」と誘ってあげるか。

どっちがいいか なんてわかってるのに、
それでも逆をやってしまうことが多い。
ひとり汗かいて 押し続けなければ、 
いいスパイラルって まわりださないから、
力の出し惜しみをしてしまいます。

おとうさんは、もうちょっと頑張れる人になりたいです。

ゆうりくんも、がんばれ~!

月刊 EUREKA! 2020年10月号


「ちかばでGOTO in Tokyo」の巻


ゆうりくんのマイブーム
 ・「チョコチップクッキー」。これが朝ごはんってこと、学校で言っちゃダメだよ。
 ・「ポカリスエット」。水筒の中身が水じゃないって、学校で言っちゃダメだよ。
 ・「"っ" 抜け」。"がこうでおにごこする。" はやく促音表記をおぼえなさい。"てにをは"もね。
 ・「SCP」。MINECRAFTのSCP MODの説明をママに延々と続けてるけど、ママは絶対に興味ないぞ。

おとうさんは特別休業でうちにいて、
ゆうりくんがそこに帰ってくるのですが、
かけていた音楽を止めようとすると、
「そのままにしておいて」
と言ってくれたりします。

ゲームをしながらも 音楽に耳を傾けて、
とても正確に口ずさんだり、
「この曲いいね」と言ってくれたりします。

そうですか!おとうさんの音楽 気に入りましたか。
ありがとうございます!

こどもだって、
「おかあさんといっしょ」や、
「みんなのうた」とかじゃなくて、
おとなっぽい音楽が好きなんだよね。

おとうさんも こどものころ、
「北風小僧の寒太郎」がきらいで、
「勇気一つを友にして」が好きでした。

♬ だけどぼくらはイカロスの
鉄の勇気をうけついで
明日へ向かい飛びたった
ぼくらは強く生きて行く
勇気一つを友にして ♬

「アメリカンフットボール、おもしろいね」
とかも いつかは言ってほしい。

月刊 EUREKA! 2020年9月号


「すべては心の決めたままに」の巻


ゆうりくんのマイブーム
 ・「にゃんこ大戦争カードウエハース」。三鷹のまちおかでみつけた!ついつい大人買いしちゃったよ。
 ・「サッカー」。が好きらしい(小学校の公式プロフィール)。やってるところ 見たことないけどね。
 ・「オンライン」。なんだかんだ、ママにいろいろ参加させられて、新たな日常になりつつあるよ。

ゆうりくんの夏休みは 2週間だけでした。
毎日、「きょうは小学校?」と聞いてきました。
夏休みとはなにか?
月・火・水・木・金・土・日曜日があるってこと、
そんなことが いまひとつわかっていない ゆうりくん。
でも、わからなくてきいているだけじゃなくて、
はやくお友達と遊びたいのにな、
という気持ちで聞いてきているのだそうです。

夏休みには英語教室のサマースクールにも行きました。
英語教室は三鷹にあるので、片道1時間かかります。
4月から 5か月間 おとうさんに連れられて通いましたが、
8月で終わりにしました。
それは、ゆうりくんが自分でかんがえて、
きめたこと。

ママが惚れ込んだ英語教室だったので、
やめる決断をすることは、
ゆうりくんにとって 大変なことでした。
ママを悲しませちゃうかな、と心配でした。

だから、そのぶん 最後はがんばりました。
「今日はスピーチの時間に手をあげて『ボクやる』って言ったんですよ」
と先生が教えてくださいました。
先生もなんだかうれしそう。

はじめて見る英単語も、
つづりで読み方を考えて発音できるようになりました。
フォニックスが身についてきたんだね。

えらかったね、よくがんばったね。

月刊 EUREKA! 2020年8月号


「おとうさんのスマホのガラス割っちゃった」の巻


ゆうりくんのマイブーム
 ・「対戦モード」。「ふたりで、にゃんこ大戦争」に追加されたモード。これでおとうさんをコテンパンに!
 ・「課金ワールド」。MINECRAFTで有料のワールド買っちゃって、おとうさんにすごく怒られちゃったよ。
 ・「Kidsup」。最初はニガテだった英語教室が、なんだかたのしくなってきた~!
 ・「サクマドロップ」。ゆうりくんの最新のドハマりお菓子はコレ!おとうさんも大好きだったよ!
 ・ ひきつづき「ゴラクバ!」に夢中。仲良し男子って、いいよね。おとうさんも見てて たのしいゾ。

この2-3か月、いらだって 厳しく接することが多くありました。
うまくできていないのに、
「まぁいいや」と飄々としているのを見ると、
イライラしてしまいます。
「そんなんじゃダメだ!」と叱ってしまいます。
「人は鏡」「悪いほうにも良いほうにもスパイラル」
だとわかっていながら、威圧的になってしまいます。

そういうところ、
うまくできていない」のに「まぁいいや」にしてるのは、
おとうさんのほうなんですけどね。

「なに熱くなってんの?」みたいな感じで、
聞いてないような顔してるけど、
変わってくれるのは、ゆうりくんのほう。
できなかったことが、できるようになってます。

「三歩すすんで 二歩さがる~」のではなく、
「二歩さがって三歩すすむ」ものなんですよね。
それなのに「一歩も退くな」と言ってしまいがちです。

「信じて待つ」「待てなかったら、一緒にたのしむ」
ができたら、どんなに良いことか。

せめて、
「ね、そんなにガミガミいわなくても、できるようになったでしょ?」
という ゆうりくんを
ちゃんと絶賛できる大人にはなりたいです。

月刊 EUREKA! 2020年7月号


「伝説超激レアな夏が来る」の巻


ゆうりくんのマイブーム
 ・「伝説超激レア!」。すごくいい!の意味。「EX」<「レア」<「激レア」<「超激レア」<「伝説超激レア」
 ・「今日、牛乳全部飲めたね」。担任の先生に会うたびに言われるお褒めの言葉。あのー それ以外は…? 
 ・「ハーベスト」。TOHATOのクラッカー。急にはまって、今や あさごはんの定番にまで昇りつめたシンデレラ。
 ・「おうち好き」。最近は「おでかけより家にいたい」。え?「ひきこもり」じゃないよ、「Stay Home」だよ。
 ・「ぶうちゃん」。横浜の FLYING TIGER からきた 天使ブタちゃん。四半期ペースでふえていくおともだち。

(今回はYoutuberさん風に ゆうりが語ります)

あのですねー。
なんかー、いろいろたいへんなんですよ。
それに気がついちゃいました、さいきん。

まずー、ランドセルが重い。(笑)
そしてー、宿題がおおい。
ていうか、おなじひらがなを18回書かされます。
そんなプリントが毎日1まい わたされます。
それで、おとうさんが
「おてほんとおなじかたちに書け」
とか、ムリを言うわけですよ。
書いたはしから、
「ちがう!」
とかいって 消しちゃうので、
18回どころか、20回以上書くわけです。

おとうさんのさいきんのもうひとつヤなこと。
「ともだちは なんてかぞえるんだ?」
という質問。鬼の "単位クイズ" です。
「えー? わ(羽)? ほん(本)?」
ちがうのかよー。
あー、ひとり、ふたり、さんにん か。
もう、何をかぞえるのでも "とう(頭)" でよくない?

そのうえに、英語です。
すでに 日本語で いっぱいいっぱいなのに。

そして、きわめつけがスイミング。
さいきん、「水をこわがるな」と
あたま洗ったあと、おもいっきりシャワーをかけられます。
はぁー、まじきついんですけど。
え?それふつう? え、みんなそうなの?

ウィークエンドって こんなに すてきなものだったんだね。
いいねー、おやすみさいこー!

月刊 EUREKA! 2020年6月号


「おうち小学校、はやくも修了式!」の巻


ゆうりくんのマイブーム
 ・「あつまれ どうぶつの森」。ゆうりがつけた島の名前は「やまじま島」。山ないし 、島ダブってるし。
 ・「ゴラクバ!」。ゆうりのお気に入りのYoutuberさん。仲良し3人で、おとうさんも承認!
 ・「女神キャラ♡」。にゃんこ大戦争で女神系の超激レアキャラゲットすると、ゆうりのテンション、パない!
 ・「歯ない!」。はえかわりで、上の前歯3本ならびで欠損中。「パない」からの「歯ない」、ムリがあったね。
 ・「納豆ごはん」。急にブームが来て、急に終了。おとうさんが嫌いな ひきわり納豆が1つ残ったまま。
 ・「やきそば」。こっちのブームは継続中。いろいろ試して、やっぱりマルちゃんがいいみたい。

5月の登校日は 2回だけだったけど、
すごく緊張した顔で登校して、
リラックスした顔で帰るから、
みていて ちょっとおもしろいよ。
そして、うれしいです。

学校に緊張しながら行くのは、
とても良いこと。
先生のお話をしっかりきいて、
お友達は様子をうかがいながら、
慎重に仲良くなろう。
そうして、「大丈夫だった!かんたんだったよ」
と笑顔で帰るときの晴れやかな気分。
たまんないね。
フルーツの絵をほめられちゃったしね。

おとうさんは、

このもっとも美しい季節に、
仕事もしないで、ゆっくり、
おうちでゆうりとお勉強ができて、

とても とても しあわせでした。

いっぱい勉強したから、
えんぴつはずいぶんとチビっちゃくなったね。

ほんとうの小学校がはじまって、
友達といっしょにまなぶ、ということが、
どんなにたのしいか、
きっとわかるよ。
それは、ほんとうにたのしくて、
すばらしいことだよ。

月刊 EUREKA! 2020年5月号


「Let's Go! 7周年‼」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「にゃんこ大戦争」。↑これな↑。絵がかわいいゲーム。なんと ゆうりとおんなじ7周年!
 ・「スキップ」。ゆうりと散歩してて気づいた。えっ、ゆうりは 歩かずに、常にスキップなのかっ!
 ・「万歩計」。ガチャガチャで すみっコの万歩計をゲットしたよ。スキップしてるから すぐに歩数あがるよ。
 ・「自己採点」。おうち小学校でおとうさんが まるをつけたあと ゆうりが勝手に点数書きます。15730点とか。
 ・「ウィザー討伐」。MINECRAFTでとうとうウィザーも倒してしまった。もう やることがなくなってきたー。

おかげさまで、
ゆうりは 7歳になりました。

「たんじょうび おめでとう!」って言われて、
ケーキを食べて、
お祝いのゲームをもらって。

たんじょうびって いいねぇ!

だけど、ゆうりはそれに喜びながらも、
ボクのたんじょうびは、
「ママのおなかが一日中痛かった日」
であったことを知って、
すこしだけ かなしくなってしまったみたいです。

いたかったけどね、
ゆうりくんが うまれてきたら、
「アカヘ、アカヘ」
って泣いてね。
おもってたのとちがったから、
おもしろかったよ。
と ママは笑いました。

ゆうりとママが すごくがんばった日。

おとうさんはね、えーっとね、
あんまり何にもしてません。
「はい、おとうさん、あかちゃんをつれてって」
と看護師さんから無茶ぶりされて、
「あたまがとがってますど、大丈夫ですか?」
という質問を無視されたよ。

月刊 EUREKA! 2020年4月号

「あたらしいステージへ」の巻




ゆうりくんのマイブーム
 ・「さめなら」。ボクのあたらしいお友達(お人形)はサメの さめならちゃん。(えっそれ、名前…?)
 ・「YUURI」。自分の名前を自由に書いていいときはコレ!そう、Cocomi, Koki, IKKO的なやつ。
 ・「ハンドスピナー」。ともみ先生との思い出のおもちゃ。家に届いたのは… どっちかというとドローン⁉
 ・「うどん」。ほんとうに好きなのは、こっち。お汁まで完食します。お弁当にできないのが本当に残念。

おかげさまで、保育園を卒園しました!
6年間も同じ保育園に通いました。

3月31日は お友達とのお別れが惜しくて、
たった100mの帰り道に、
2時間以上かかりました。
ゆうりが名残惜しいというより、
お友達が
「もっと一緒に遊びたい!」
と言ってくれます。

一緒に卒園するお友達も、
年下のお友達も、
ゆうりと一緒にいると、
すごくリラックスしています。

ゆうりくん、
それは、とても素晴らしいことだよ。

一緒にいたい、一緒にたのしもう!
と言ってくれるお友達を、
これからも大切にしようね。

ゆうりくんが、YouTubeに夢中なのは、
「このあと何が起きるのか、観たいから」

そうだね、卒園して、小学校に入学して、
何が起きるのか、観てみよう。
あたらしいこと、なんでもやってやろうぜ!

月刊 EUREKA! 2020年3月号

「ボクも ビシっとキメるときがあります」の巻




ゆうりくんのマイブーム
 ・「ヒカキンゲームズ」。あ~、とうとう これにハマったか~。このときがきたか~。
 ・「かっぱまき」。ゆうりくんの公的プロフィール(@保育園)に一番好きな食べ物として選ばれました。

ゆうりくんは、悪口を言わないです。
「これを言うとイヤな気持ちにさせちゃうな」
そう思ったことは口に出しません。
本人が目の前にいなくて、
「言ってもいいよ」と促しても、
首を横に振って、口を閉じます。 
それを言う自分のことがイヤになっちゃうから
でしょうか。

おとうさんの小言に対しては、
「おとうさんだって~、ちいさいとき~」
と くちごたえします。
大人になった今のおとうさんの
悪口ではないんです。
おとうさんも ちいさいときは、
そんなにうまくコントロールできた?
ボクはまだ子供なんだから、少しは大目に見てよね。
というメッセージを、
茶目っ気たっぷりに投げかけてきます。

とにかく、すごい子です。 
優しくて、理性がきいて、
強い子です。

どうか このまま大きくなってください!

月刊 EUREKA! 2020年2月号

「大吉って出たけど、ほんま?信じていいの?」の巻




ゆうりくんのマイブーム
 ・「What a!」。発音は「ゥワッタ!」。"すげぇ!" "まじか!"を英語で言っちゃうバイリンガルなボク。
 ・「Nice!」。発音は「ナァイス」。おとうさんに「よくやった」とねぎらう 上から目線のボク。
 ・「コメント読んでいこう~」。ゲーム実況 YouTuber の言葉を 意味もわからず マネして言っちゃうボク。
 ・「シンガーソングライター」。即興はなうたを歌うボク。歌詞は、"なんちゃって"な 雰囲気英語です。

ゲーム「MINECRAFT」にドハマり中のゆうりくん。

MINECRAFTにも一応
「ボスキャラを倒す」的な目標があるらしいですが、
ゲームの中で何をするかは、
プレイヤーに委ねられているゲームです。

このゲームは「プログラミングを学べる」
とうたわれていて、教育的要素があると言われますが、
仕組みを使って 繰り返し動物をあやめたり、
"村人" を自分の都合よくコントロールすることもできます。

『何をするかは自由』という環境で、
何を目指すか、どういう方法を選択するか。
6歳のゆうりくんには、ちょっと難しいお題ですけど、
考えながら遊んでもらおう と思います。

今のところは、つくれるものを片っ端からつくって、
チェストに入れて、ながめてたのしんでいる、
"コレクターゆうりくん" です。

スマホの画面から目をあげて、
まわりを見渡したら、そこはすべて、
人間が長年かけてつくりあげてきたものばかり。
ゲームの中では ものをつくるのは簡単だけど、
本当に ものをつくるのには、知恵と労力が必要です。
この世界をつくり上げてきた人間たちの ものすごさ。
それに きづいてほしいな、
と おとうさんは 願っています。

月刊 EUREKA! 2020年1月号

「おかげさまで2周年。めざせ、親ばかの上にも3年。」の巻



ゆうりくんのマイブーム
 ・「BURGER KING」。3度のメシより好き。FOR HERE + TO GO のダブルバーガーをしたのは実話です。
 ・「おとうさんだって、ちいさいとき…」。おとうさんの小言にはこれで反論!ちなみにYouTubeは無かったゾ。
 ・「そんなのゲームだから」。おとうさんのほうがスコアがよかったときには、この言葉でノーカウントに。
 ・「チーン」。何か失敗したときに「残念でしたー」的に使う言葉らしいです。おとうさんに対して連発中。
 ・「MINE CRAFT "Survival Mode"」。元旦にゆうりくんとおとうさんは 1日中これであそびました。チーン。

あけましておめでとうございます。

「1年なんて、あっという間ですねー」
と、床屋さんと話しましたが、
「ゆうりくんの1年は結構長いな」
と思います。

この "EUREKA" を1年さかのぼってみると、
「1年前って、まだその段階だったっけ」
と感じます。
「いっぱい成長したなぁ!」というよりは、
「いっぱい興味の対象が変わったな」というのが、
2019年を振り返っておもうことです。

ゆうりくんが夢中になるものは変わっていって、
前はあんなに好きだったのに、
いまはほとんど興味をしめさないものも増えました。
ちょっとさみしく感じるときもあります。

「ゆうりくんの興味」は ゆうりくんのものなので、
コントロールしようとせずに、
おもしろがって眺めていよう。
ゆうりくんがどんな子であったか、
1か月ごとの観察記録を今年も書いていこう。
と思います。

「ずっと、ゆうりくんのことがすきでした」
なんて、
おとうさんというのは、はずかしいものです。
(〃ノωノ)

月刊なんだね EUREKA! 2019年12月号

「すみっコがあちこちでセンターにいる」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「マインクラフト」。ゲーム。お父さんは嫌いだったけど、ゆうりがすごいのつくるから認めざるをえないよ。
 ・「ゲーム実況」。こんなのばっかり観て褒めたくないけど、観てテクニックを盗んじゃうんだからすごいよ。
 ・「クリスマス  カウントダウンカレンダー」。今年もこのシーズンきたー!毎年ママと選ぶんだ。

“ゆうりくんを見て、『自分に似てるな』と思うところはどんなところですか?”

と訊かれました。
そのときは、別の答え方をしましたが、
ゆうりが、お父さんに似ているところは、
『少数派になることを恐れないこと』。
やっぱり、そんなふうに答えさせてほしいです。

みんなが右に行くときに、
ゆうりは左に行きたいと思ったら迷わず行きます。
いつでも左にいくのではなくて、
みんなが集まっている右がたのしそうなら右。
だけど、左が明るく見えたなら、
ほかのみんなと違ったとしても左に行くのです。

それはつまり、
みんなが右に行くときに、
ゆうりは左も見ている、ということ。

世の中はたのしいことで満ちている。
みんなが見ていないところにだって、
たのしいことが満ちている。
そう信じているんだと思います。

ゆうりが優しいのは、
みんなが楽しく夢中で遊んでいるときに、
悲しそうにしている子を見つけるから。
その子が たのしいことに気づくまで、
自分が楽しむのをやめて、待ってあげるから。

お父さんに似ているところ、というより、
お父さんが ゆうりみたいになりたいところです。

月刊なんだね EUREKA! 2019年11月号

「Welcome to this FANTASTIC WORLD !」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「1080と1140」。ボク、暗算で60づつ足していって英語で1080まで言えたよ。1140は呼び方がわかんない。
 ・「Slither.io」。最新のお気に入りスマホゲーム。おとうさんには気持ち悪いんだよね、画面もコンセプトも。
 (↓想像上のマイブーム↓)
 ・
「MARIO MAKER2」。ニンテンドーのゲーム。ボク、これ、やりたいやりたいやりたいっ!サンタさーん!
 ・「すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」。11月公開のすみっコの映画!もうたのしみ〜!待てないよ。
 ・「ハワイ」。に行きたいらしい。教えてないのに、結構正確に知ってるからおどろき。

最近、ゆうりくんは、
おとうさんを負かすようになりました。

ゲームで。

Hole.ioの平均獲得点は、おとうさんをうわまわり、
Slither.io は比べものにならないほどの圧勝です。
ものすごい集中力です。

いやいや、ゲームですからね。
そんなので勝ったって えらくないんです。
ゲームでいくら大きなミミズに育てても、
ゆうりくん自身が育ったワケではないからさ。
そんなの、ほぼノーカウントなんだよ。
おとうさんに言わせれば、ね。

だけど、ママは、高得点をだすたびに、
ゆうりくんをいっぱい褒めて、
ギューってしてあげます。

だから、ゆうりくんは、
ママに点数を何度も見せにいきます。
ゲームもおもしろいんだけど、
ママにほめてもらうのが うれしいんだ。

いいママだな、と思います。

「このまま ゲーマーになっちゃうのかな」
そんなことは、あとで心配します。

月刊なんだね EUREKA! 2019年10月号

「ディズニー3名峰を一気に制覇しちゃったよ」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「Kracie」。クラシエの食玩「カラフルピース」と「ポッピンクッキン」でおかしをつくるのが だいすき。
 ・「ハッピーセット」。えっ! ハッピーセットたべると すみっコがもらえる!? はい、その集客戦略のっかります。
 ・「Hole.io」。スマホゲーム。世界中のライバルを吸い込んで いつも1位。ゆうりくんにも闘争心あるんだね。
 ・「Bricks Ball Crusher」。これもスマホゲーム。ものすごくセンスいいショットをうっちゃいます。
 ・「ふたたびのむうむうちゃん」。さいきん、また むうむうちゃんがお気に入り。だってかわいいんだもの。

さとみせんせい、やすこせんせい。

いっぱいあそんでくれて、
いっぱいおしえてくれて、
いっぱいボクのはなしを笑ってきいてくれる、
さとみせんせい と やすこせんせい がいないから、
ちょっとさみしいです。

だけどね、ボクは心のなかで、準備できていたよ。
何か月もかけて、準備してきたから、だいじょうぶ。
準備することは、大切なんだね。

保育園のほかのせんせいや、おともだちのこと、
まえから大事におもってたけど、
いまは、もっともっと大事にかんじます。
ぞうぐみは 今こそ なかよく がんばらないとね。
だれかにたのしくしてもらうんじゃなくって、
ボクたちが  たのしいふんいきをつくらないとね。

それから、"ボクだけ" のことも、いっぱいやるよ。
英語言ったりさ、絵を描いたりさ、
ブロックで大作をつくったりさ。
"ボクだけ" のことも ちゃんとやるのは、
すこしだけ、みんなの役にも立つとおもうんだ。

さとみせんせい、やすこせんせい、
あのさ、あのさ、あのさ、
ボク、心のなかで、おうえんしてるね。

月刊なんだね EUREKA! 2019年9月号

「ゆうりワールド☆ビッグバン!」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「夏祭り」。保育園で、仙川で、おばあちゃんちで!あぁ〜、お祭りざんまいの夏が終わっちゃうよ。
 ・「お絵かきお手紙」。毎日折り紙にゆうりワールドを夢中で描いて、保育園に持って行くよ。
 ・「きいろちゃん劇場」。プーさんの「きいろちゃん」が座長の即興劇場でママとあそんでるんだよ。
 ・「Heart Box」。おとうさんのスマホで遊ぶパズルゲーム。これが解けるのは驚きです。
 ・「歯がグラグラ」。これ、ブームじゃなくて、困ってます。え、これからしばらくずっと続くの?がーん。

ことしのなつやすみは、WESTERN北海道!うごく、ゆうりくん で見てね!

さとみせんせい。

ゆうりくんは、ゆうりくんらしいです。
ほかの子とはちょっと違った個性の子です。
ゆうりくんらしさは、
さとみせんせいのもとで開花しました。
たしかに種は、ママとおとうさんのものです。
だけど、おっきく咲いたのは、

さとみせんせいのおかげです。

ゆうりくんらしさを 安心しておもしろがれるか、
それとも 心配して消してしまいたくなるか、
私達にとって 実はそこは紙一重でした。

「消さなくていい、のばしましょう」
さとみせんせいが 背中を押してくれました。
それが私達にとって、

どれほど うれしいサポートであったか。
それが、ゆうりくんの一生にとって、
どれほど 大切なサポートであったか。
感謝の念にたえません。

さとみせんせいがママになること、
なんだかとてもうれしいです。
ゆうりくんも、そこから とても大切なことを、
まなぼうとしているのを感じます。

それを小学校にあがるまえに、
感じとって、まなべるということは、
たぶん、奇跡に近いようなタイミング。

3月になれば ゆうりは卒園しますけど、
そのあともママ友でいてください。

やすこせんせいにも、
ママ友になっていただきたいです。
どうぞお願いします。

月刊なんだね EUREKA! 2019年8月号

「むぅむうちゃん、いままでありがとう!」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「すみっコぐらしの塗り絵」。ボク、保育園で毎日同じ塗り絵を塗っているよ。しかも同じ色で!
 ・「Qoo」。おいしいジュース。キャラクターのクーちゃんも、CMもかわいQooって身もだえる〜!
 ・「こうやってさ、こうやってさ」。ゆうりくんの頭の中は見えないんだよ。「こうやって」って どうやって!?
 ・「ゆうりくんのがっこう」。うごく、ゆうりくん で観られます。押し入れも壁も黒板です。(本当はダメ〜!)
 ・「フルーツ難民」。さくらんぼの季節が終わっちゃって、たべたいフルーツがなかなか見つからないよ。

さいきんのおとうさんは、小言が多いです。

まだ6歳のゆうりくんに
「自分で感じ取れ、学び取れ」というのは酷なので、
「それはよくない。なぜそういうことをするのか?」と言います。
冗談で言っているのではない、と わかって欲しいから
口調も表情も少しこわくなってます。

ゆうりくんは、叱られると思ってはいなかったので、
戸惑いながら おとうさんの話を聞きます。
ちゃんと聞かないと、
「おとうさんの顔を見て、おとうさんの話を聞きなさい」
と もっと叱られてしまいます。
そして、どうして叱られるようなことをやったのか、
説明をしなければいけません。

なぜそれをやったのか、時間をかけて説明してくれます。
充分な理由ではないけれど、
どういう気持ちでやったのか、話そうとしてくれます。
それは本当に、とてもうれしいことです。

うれしいんですけど、
やっぱり小言は、ゆうりくんも、おとうさんもつまらない。
急に叱っちゃったかな、
ゆうりくんを怯えさせちゃったかな、
理は優しく説かないとな。
しばらくふたりで気分が落ち込みます。

7月は雨の日が多かったですが、
大災害にはならずにすみました。
おとうさんの小言は、ゆうりくんの心を折らずに、
何かを洗い流して、育てるような、
やさしい雨でなければいけないな、と思います。
むずかしくて、涙がちょちょぎれます。

やすこせんせい

いつもやさしく、そしてあかるく、ゆうりくんを見守ってくださり、本当にありがとうございます。
「あかちゃんが ゆうりくんみたいに かしこい子だといいな」なんて言ってもらっちゃったら、
もう感謝の気持ちがあふれだして、うれし泣きしちゃうよ、こう言っちゃうよ、「ク〜!」
そりゃもう大変で、それどころじゃあないかもしれませんが、
毎月更新しますので、ゆうりくんのことを このサイトでみてくださると うれしいです。

月刊なんだね EUREKA! 2019年7月号

「ボク 保育園だいすき!ゆえに我あり。」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「すみっコぐらし」。ボク、白くまちゃんが大好き!ボクだけ、ぞう組じゃなくて 白くまちゃん組でもいい?
 ・「サンエックス(株)」。リラックマからの〜 すみっコぐらし。ボク、この会社の術中にハマりまくり。
 ・「MOLANG」。ゆうり、それ、"すみっコぐらし" とは似て非なるモノ!サンエックスに似せたDisneyだぞっ。
 ・「ならべて4ゲーム」。おとうさん、考慮時間長くない?勝とうとしてるでしょ、えげつないね。(観る?
 ・「小さな恋人」。山形県のさくらんぼブランド。ゆうりくんにとって今一番大切な県は、ズバリ、山形県

6月終盤は雨が多かったですけど、
中盤はとても天気がよかったです。

まだ暑くなる前ギリギリの6月の晴天。
さわやかで とても気持ちがいいです。
こんな美しい日は年に数日しかありません。
爽快さを満喫するために、
言葉で考えるのをやめました。
もうね、言葉はジャマですよね。

最近のゆうりくんは、
「あのさ、あのさ、あのさ」
言葉が出てこなくて、
話が進みません。

「ゆうり、ちゃんと話して」
ばかにしたように 言っちゃってました。
だけどいやいや、そうか。
うまく言葉にできないことってあるよね。
きれいなもの、おもしろいことほどそうだね。

すごいこと思いついちゃった!
と目をまんまるにして、
「あのさ」を連呼するゆうりくんが、
何を言うのか たのしみにしながら、
ゆうりくんの言いたいこと、
まとまるまで待つようにするね。

月刊なんだね EUREKA! 2019年6月号

「さようなら、クレヨンしんちゃん」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「ChipStar」。帰り道に買って、おうちに帰ってUNOで勝ったときに食べます。勝利の味です。
 ・「大きくなったら恐竜になる」。ん?あっ、そういう「大きくなる」じゃないんだよ、ゆうり。
 ・「お高いさくらんぼ」。この季節キター!去年の記録によれば、あと少しで安くなる!は〜や〜く〜。

YouTube。
ゆうりくんは大好きです。
まわりの子供たちも大好きみたい。

そのことを困ったように話すママ・パパは多いし、
「けしからん」という人も多いです。
私の場合、「まぁいいんじゃないかな。」
と思っています。最近はね。

おもえば、「"ママやおとうさんが与えたもの" ではないもの」
って、今までなかったように思います。
ゆうりが YouTube で観ているのは、
YouTubeの大量の動画の中から、
自分でサムネイルをたよりに探し出してきたもの。
おすすめ機能があるにしても、自力です。
興味のないものは観ない、興味のあるものを探して観る。
それって、進歩だよなぁ、と思います。

ゆうりくんは YouTubeで「英語のシャワー」浴びまくりです。
ネイティブに近い発音をします。
ちょっとむずかしい計算も、英語で言ってのけます。

ママやおとうさんが 眉をひそめるような動画、
ゆうりくんも観ます。
「そういうのキライ。良くないよね?コレ。」
と横からグチグチ言われながらも、
それでも観たいなら、観ればいい。
「ちょっとワル」って、惹かれるよね。
ワルの魔法が解けたとき、ワルのイヤなところが気になって、
「ママとおとうさんの言う通りだった。」
と感じるようになったら、その動画を自分で卒業します。

もう、クレヨンしんちゃんは卒業しました。
「任せて大丈夫」
そういう6歳になりました。

月刊なんだね EUREKA! 2019年5月号

「令和といっしょに HAPPY BIRTHDAY! 」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「UNO」。旅行中にあそんで すっかりハマりました。UNO,DOS,TRES・・・SIETEとスペイン語でくばれます。
 ・「ぞなもし」47都道府犬の愛媛犬ちゃんの方言がかわいくて、すっかり愛媛っ子に。
 ・「おっきいお風呂」「お外のお風呂」。お風呂を出たあとのアイスも これまたたまらん!
 ・「リラックマ」。ヒーローものには いっさい興味がわかず、たたかわない系まっしぐら。
残念ですが、マイブームならず
 ・「コグミ」。リラックマのパッケージのグミ。リラックマでもカバーしきれなかった 柔らか固い 変な食感。
 ・「ルービックキューブ」。憧れていたけど、やっぱりムズカシイ。アレ? おとうさんがハマってるの?

あけまして、おめでとうございます。
ゆうりくんは 令和とともにバースデーを迎えました。
おかげさまで 6歳です。

「10連休とか、本気かよ」
家にいたら 間がもたないので、東北にあそびに行ってきました。
『うごく、ゆうりくん』では その5日間を6分間に、
1200分の1 スケールにまとめてみました。

じつは 最後のシーンのあとに事件が起こります。
SL銀河の運転席の前で記念撮影をしようとしたとき、
たいせつな白くまのぬいぐるみの むうむうちゃんが、
ホームと機関車の間の隙間に落ちてしまいました。

旅行中にゆうりくんは、たくさんの笑顔をみせてくれて、
とてもうれしかったんですけど、一番うれしかったのは、
むうむうちゃんを助け出したくて、泣きじゃくりながら、
ママの制止を振り切ろうとする 必死のすがたでした。

男の子ですけど、ぬいぐるみをとても大切にします。
むうむうちゃんは、だいじなお友達です。

駅員さんが、線路に降りて むうむうちゃんを拾ってくれました。
むうむうちゃんを抱きしめながら、
「ありがとうございました。ごめんなさい。」
と言います。

ぶつかって落としたのだから、
誰かのせいにして 怒ることもできるのに、
「ごめんなさい」とあやまる ゆうりを見て、
良い子に育ってくれたなぁ、と
とてもうれしく感じました。

月刊なんだね EUREKA! 2019年4月号

「進学・進級 HAPPYすぎるゥ〜!」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「4月からぞう組!」。ひよこ・うさぎ・こあら・くま・きりん・ぞう の6年目!てか、くま以降全部でかくね?
 ・「英語教室」。こんなボクでも受け入れてくれる やさしい英語教室がみつかりました。土曜日に行くよ!
 ・「Meet the Math Facts」足し算 かけ算 も 英語で勉強すると楽しいんだよ。お気に入りはコレ
 ・「Morph」。つばさお兄さんと ひよりお姉さん に見せた お気に入り動画は、まさかのMorph
 ・「発掘恐竜チョコ」。1日ひとつ、ボクがかじって発掘して、恐竜はママやおとうさんにあげるんだよ。
 ・「共親製菓のゼリー」。まちおかのゼリーが 坂製菓から共親製菓に変更!? 坂製菓が好きだったのになぁ。
 ・「おねしょなし記録更新中」。3月はおねしょゼロ。さいごはいつだったっけ、すごいね、えらいね。

ゆうりくんは 4月から ぞう組です。
といってもわからない方もいらっしゃいますね。
「4月から年長さん」です。

同じ保育園に通いつづけて、
これから6年目を迎えます。
どのお友達よりも、どの先生よりも長いので、
「保育園のドン・ゆうり」です。

とても大事な時期をたのしく過ごしています。
園児数は少なく、園庭はないですが、
「あしたへの希望」があるんです。
明日は今日よりもっとできるかもね とか、
明日はあたらしいことをしてみようね とか。

「こんな保育園がたのしくなるとしたら?」と、
「こんなボクでも輝くとしたら?」は重なります。
どこかから借りてきたモノではなく、
持っているものをどう引き出して使うか、です。
そこでは ひとりひとりがちゃんと主役です。

希望や期待が大きくて こわくなって、
「ボク、ぞう組にならない」
と泣いた日もありました。

でも明日も保育園に行きます。
不安で泣いたけど、できちゃった、
そんな1年がはじまります。

月刊なんだね EUREKA! 2019年3月号

「おしりぶりぶり〜 にだまされるな」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「おかしロボ」。ときどき駅などにあるパンやおかしの自動販売機。わざわざ柴崎駅で降りて買います。
 ・「英語教室体験」。ママが連れて行ってくれるんだけどさ、ボクってひとの話をちゃんと聞かないじゃない?
 ・「英語で計算」。ナイン マイナス ナイン イコールズ エイティーン!・・・違う、でもその心意気やよし。

そういえば
花は、葉っぱが茂ったあとに満を持して咲く、
というイメージがあったんですが、
桜の木には未だに葉もなく、
このあと数週間で本当に花が咲くのかしら、
というような状態です。
今年は、花が咲く前から、
桜の木を毎日眺めてみようかな と思います。
「急につぼみができて、花が咲いて、葉っぱは後」なのかな。

というのも、
ゆうりくんも急なんです。

あんまり前触れはなく、
急にできるようになっている、
そういうことが多いです。

このバックの写真も、
急に地図を読み始めたゆうりくんです。
迷路として眺めていたはずの地図を、
急に意味のあるものとして使いこなしはじめました。

自転車ももっと時間がかかると思っていたし、
グルグル、グチャグチャだった絵から、
意味のある絵(記号)に変わったのも急でした。

おもてに見えるかたちで変化がでてこなくても、
ゆうりくんの中では進化が続いているんですねぇ。
勝手に「これが得意」「これが苦手」なんて、
外から見てるだけで判断してはいけない。
そのことを、忘れないようにしないといけない、
そう思います。

月刊なんだね EUREKA! 2019年2月号

「ひらがなの順番キター!のかな?」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「NUMBERJACKS」。BBCの子供番組。かわいい数字たちが問題を解決するよ。見てみる?
 ・「NUMBERBLOCKS」。これも全編英語。数字と英語が好きなボクにはたまらないよ。見てみる?
 ・「ALPHABLOCKS」。大好きなアルファベットたちの音がわかるよ、言葉になるよ。見てみる?
 『これをみなさい』とみせているのではないんです。YOUTUBEで自分でみつけてきてハマっちゃいました。
  好きな英語のムービーを愉しんだあと「クレヨンしんちゃん」で いっぷくするのが たまんないね。
 ・「STOP」。ゆうりくんが得意げに書くから、保育園のみんなも書きはじめちゃったね。

最近よく、すごろくで遊んでいます。
お正月ですしね。
ゆうりくんが「3マスもどる」とか「1回やすみ」のとき、
「このままでは負けてしまう〜」と思って、
いてもたってもいられなくなります。
そうして、目に涙をためて、
「パパがふりだしに戻ればいい」とか、
「パパが振るサイコロは1がでちゃえばいい」とか、
呪いの言葉を口にします。

いったい、なんてことを言うんだ・・・。
おとうさんは最初 思い悩みました。

でもね、わかった。
そういうことを言ったっていいよ、ゆうりくん。
仮におとうさんのサイコロが1だったとしても、
それは ゆうりくんの言葉とは関係のないこと。
ぜんぶ運だし、たいしたことではないのです。

ゆうりくんが圧勝しているときは、
いっぱいよろこんでいいよ。
ピンチもあれば、絶好調もある。
すごろくが そのことを教えてくれるね。

世の中には悲しいことがいっぱい起こります。
それが自分に対して起こらなかったことを、
「あぁ自分でなくて良かった」と感謝しちゃおう。

口から食べることができなくて、
点滴で栄養をとらなければいけない子もいます。
ゆうりくんは、口で食べられるんだから、
「あぁ良かった」と思うことにしよう。
そうして、「おいしい」も「おいしくない」も、
ちゃんと口で味わうんだよ。

道に倒れて歩けない人を見つけたら、
そこに一緒にしゃがんで泣いてたってしかたないんだ。
ゆうりくんは、走れるんだから、
助けを呼びにいける人になろうね。

「やさしい」というのは、どういうことか、
どういうふうに役にたつのか、
これから一緒に考えていこうね。



HAPPY EUREKA! 2019

「今年もオラをヨロシクたのむゾー!」の巻


ハウステンボス ニューイヤー・カウントダウン花火

ゆうりくんのマイブーム
 ・「KEITER」。サンタさんからいただいたラジコンカー。黄色いからキーターという名前をつけたよ。
 ・「クラッカー」。クリームとアラザンやスプレーのせて〜、アラザンとスプレーだけ食べるんだヨ。
 ・「ちくわ」。おとうさんが毎日買っている好物。それを1本もらうんだ。いや、パパに3本あげるんだ。
 ・
ネイティブ発音」。英語の発音がいいです。△は「ちゅらいあんぐぉー」です。

号外です!号外です!
というぐらいの大ニュース!
保育園の発表会で3年連続 棒立ちだった
ゆうりくんが、
発表会の『はじめのことば』を発声!
さらに、
子ヤギ役をちゃんと演じてました!

この1年で ゆうりくんは、おおきく成長しました。
それは自動車学校での路上教習のような感じ。

これまでのゆうりくんは、
教員席のママやおとうさんから言われたとおりに、
クルマを動かす練習をしていました。
ゆうりくんの目は少し先の教習コースを見つめ、
耳はママとおとうさんの指示を聞いていました。
ママとおとうさんも、
ゆうりくんが指示通りにできるかどうか、
ゆうりくんの動作に注目していました。

でも路上教習になったら、
ゆうりくんはもっと先のほうを見なければいけません。
自分で考えて「こうだから、こうしました」
という運転をしなければいけません。
ママやおとうさんだって、
ゆうりくんばかりを見ていないで、
一緒に先の道路の状況を見なければいけません。

ゆうりくんと、ママとおとうさんが、
おなじ方向を見る。一緒に外を見る。
そういう時に、あぁ家族の一員になったな、
と ゆうりくんの成長を感じます。

月刊かも? EUREKA! 2018年12月号

「ほら、Mをひっくり返したらWだよ!」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「おすしヘリコプター」。お気に入りの服の柄はお寿司のヘリコプター。うふふ、想像つかないでしょ。
 ・「すごろくゲーム」。ママやおとうさんに抜かれたら、ボクは2回連続で振っていいんだよ。
 ・「ひとけた足し算」。ボク、暗算できるよ!答えが10を大きく超えなければね。「ゼロ+3」もわかります。
 ・「ボケたおし」。ボケないと気が済まないのは、おとうさんの血だと思うんだよね。すごくめんどくさい血。
 ・「下ネタ全開」。おしり〜、パンツ〜。これはおとうさんの血ではない!男の子全般の血。

今月の「うごく、ゆうりくん」は、
おなじようなシーンが続いて、
つまんないかもしれません。
(だれだー、いつもつまんないよって言ったのは)

でも、最近のゆうりくんは、
ほんとうにこんな感じ。
アルファベットに魅せられて、
視界に入るアルファベットを読み上げたり、
AからZまで順番に探す遊びが止まりません。

ネイティブが発音する単語も、
聞き取ることができるようになりました。
「フォー」といえば 4、
「アンビュランス」といえば 救急車というように。
「えーっと、アンビュランスはなんだっけ」
という感じではなく、
「アンビュランス」と聞いた瞬間に、
救急車が迷いなく頭に浮かんでいます。
すごいなぁ、と思います。

「英語の前に日本語でしょ」とか、
「"英語は耳から"なんてまやかし」とか、
「幼児に母国語以外に触れさせるのは期待しすぎ」とか、
実は思ってました。
自分自身の成長の記憶にしがみつく おとうさん。
機会を用意して じっと待てる ママ。
おもしろがって、探求する ゆうり。
脱帽です。
よろこんで認めます。
決めつけないほうがいいね。

月刊かも? EUREKA! 2018年11月号

「おしりぶりぶり〜、パンツマシン!」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「KとSとCとR」。ひらがな をまず覚える? Aから順番に覚える? そんなルール、いらないよね。
 ・「腕時計」。「いそげ」「はやく」なんて言わずに、最初っからコレ見せてくれればよかったのに。
 ・「しまじろうの神経衰弱」。めくって "ぶうた" や "ぞうた" のガキ大将キャラがでるとゲラゲラ笑うのがルール。
 ・「ぶっとばす オレ ジャイア〜ン♬」。ジャイアンのモノマネに磨きをかけてます。いつか使えると願って。
 ・「パンツマシン!」。出所不明。Google先生も「知らないっすねぇ、すみません」と降参。オリジナルギャグ!?
 ・「おみそしる」。お海苔とごはんとお味噌汁、うめぇ〜! おいら、江戸時代でも生きていけるぜ。

ちょっと目がまわるような10月だったのです。
ママやおとうさんにとって。

「つらい1か月」というわけではなく、
かといって「充実した1か月」というのでもなく、
ただ、なんだか忙しかった。
手綱をギュッとつかんでこらえたような、
そんな1か月でした。

ママとおとうさんはグルグルまわりながら、
何度も振り返ってゆうりくんをさがし、
つかんだ手綱を少し隠して、
ゆうりくんとの時間をいつもどおりに過ごしました。

ゆうりくんは、ひらがなに興味を持ってくれて、
アルファベットもすこしづつわかるようになって、
何回も神経衰弱でおとうさんに勝って、
大活躍だったね。

でも、ゆうりくんだって、
ママやおとうさんに見えないように、
そっと手綱を握りしめてたんだよね。
握った手綱を見られないように、
おどけてみたり、お勉強にうちこんでみたり。
そうか、隠していたつもりのママとおとうさんの手綱、
ゆうりくんには、ちゃんと見えてたのか。

ゆうりくんもいっしょに家族なんだね。
強くなったね。ありがとうね。

月刊かも? EUREKA! 2018年10月号

「夏のおわり、でもここからはじける予感!」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「ノラネコぐんだん かるた」。ゆうりくんが ひらがなに目覚めちゃった、魔法のかるた。
 ・「あ」。スーパーで、電車の中で、絵本で、あらゆるところから「あ」をめざとくみつけます。
  「おともだちとゆうごはん」。保育園でいただく、夕ごはん。おいしいね、たのしいね。
 ・「ビッグバン」。ソウルのCHAMPION1250を超えた!ドッカーン級大型児童館。やっぱ、ナニワはすごいわ。
 ・「あそびマーレ」。京王堀之内駅近くの室内遊園地。いいね!おとうさんも すごく気に入っちゃったよ。

保育園のおともだちから、
「へんてこりん だからスキ」
といってもらう ゆうりくん。

保育園参観でみていても、
恥ずかしがり屋で、
場をとりつくろうために、
おどけて へんなことをしちゃう。

年下のおともだちからも、
ツッコミをうけて、
「たのしい」と「こまったな」
が いりまじったような笑い顔。

そんな ゆうりくんが、
ひらがな嫌いを克服しつつあります。
すこしづつ読めるようになってきて、
興味を持ち始めました。

文字が読めるようになったら、
自分で学ぶことができるようになります。

ずっと願ってきたことなのですが、
へんてこりんな ゆうりくんは、
そろそろおしまいなのかもしれません。

うれしくて、ちょっとさみしい おとうさんです。

月刊かも? EUREKA! 2018年9月号

「お祭って、おいしいねぇ!」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「パンダちゃん」。多摩動物公園で買ってもらったぬいぐるみ。ええっ!多摩動物公園にはパンダはいない!?
 ・「ロボットくん」。ロボット教室に通いはじめました。ええっ!ロボットとブロックって同じじゃないの!?
 ・「ドラネコぐんにゃん」。正しくは「ノラネコぐんだん」。ゆうりくんがだいすきな「どっかーん」全開絵本。
 ・「ヒップホップ」。踊る愉しさに 急に目覚めちゃいました。んー、ギリ、ヒップホップ! ギリッギリ。
 ・「たからばこ」。保育園でブロックでつくるのはタイヤ付の宝箱。仏像を何体も彫る人みたいに何回もつくる。
 ・「もしかして○○なんじゃない?」。「もしかしなくても そうだよ」か、「もしかしないよ」の どっちか。

カラダとココロとアタマって、
なんだか "順番こ" に成長するものなんだな
と感じます。
独立して別々に成長する、というのではなく、
今日はカラダの成長がオモテにあらわれて、
その少しあとにココロの成長がみえてくる
そういう感じです。

そして、案外 アタマ は最後についてくる
という気がします。
カラダとココロは黙ってても成長してしまって、
これって何だ? 何が起きているんだ? という
アタマによる理解には時間がかかる。
そういうことだと思います。
特に男の子は、アタマの中を整理するのが
ニガテというよりは、丁寧なのかもしれません。

ゆうりくんは、お勉強をしながらよく泣きます。
「お勉強が愉しいと感じて欲しい!」
そんなことばかり願ってきましたが、
それは大人の勝手なのかもしれません。

泣きたくなるくらいに、アタマがいっぱいいっぱい。
自分でもそれがもどかしい。
これって、間違いなく成長のシグナルですよね。

泣いて、ゼリー食べて、一息ついて、
またファイティングポーズをとってくれる。
お父さんは感動してしまいます。

月刊かも? EUREKA! 2018年8月号

「ひこうきのって、アニョハセヨ〜」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「坂製菓のゼリー」。もうね、おかしのまちおか の在庫を買い占める勢いで食べてます。ゆうり Loves 坂製菓
 ・「おかしのまちおか」。そうそう、前からですけど、おかしのまちおか仙川店の店員さんの優しさに感激。
 ・「おやぶん!」。ヒカリアンは 正義の味方より、悪役3人の仲の良さにシンパシーを感じちゃうんだよね。
 ・「7ならべ」。ばばぬきって、負けると悔しいじゃない?7ならべは みんなで協力して並べるからたのしい。
 ・「CHAMPION1250」ソウルの室内遊び場はすごいぜ!桁が違うぜ。ほんと、ヒャッハー!ってなるよ。
 ・「さよなら さくらんぼ」。さくらんぼの季節が終わってしまいました。案外スパっ!と諦めました。

「なに?」「どうして?」

そう訊いてくる ゆうりを愛おしく思います。

「コラ、ゆうり!・・・なぁ ゆうり、
お父さんの話 聞いてるのか?」
と叱った時に、私を見上げて、

「なに?」
と聞き返してきます。

「○○しなさいっていってるだろ」
「○○するのは もうやめなさい」
と言いつける私に、

「どうして?」
と聞き返してきます。

そんなときのゆうりは、私より冷静です。
なんで、そんなに怒った声で言いつけるのか、
本当にわからないから、聞き返します。
ボクは楽しかっただけなのに、どうして? 
泣いたり、怒ったりせずに、
ただ聞き返してくるゆうりは、
お父さんなら、何か理由があって言ってるんだよね? 
と私を見つめています。
そういう信頼を、私に向けてくれているのを感じます。

ごめん、言い方が悪かったよね。
そんなに大したことでもなかったかもね。
そう反省しながら、
ゆうりの成長がうれしくて、しかたありません。

月刊かも? EUREKA! 2018年7月号

「ハイハイ、どんどん行きますよ」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「コスパがいい さくらんぼ」。さくらんぼが安くなったんだって。毎朝食べ続けているよ。ギネスねらうよ。
 ・「新幹線ロボ ヒカリアン」。え?シンカリオン? ちがうよ、ボクが好きなのはマジじゃないユルいほう。
 ・「OK!」。調子がいいと言っちゃうんだよねー。 あー、”牧場” はつけないです、さすがに。
 ・「大吉」。おみくじは大吉しか出せないんだよね。お父さんにも出してあげたんだけど、現実は違うみたい。
 ・「ストライダー」。2歳のクリスマスから 2年半越しで今やっと 乗るたのしみがわかったよ。
 ・「ばばぬき」。ひらがなはわかんないけど 数字はわかるんだよね。そしたら できちゃったんだよ。
 ・「にじいろ」。井の頭線の車両、電車に乗ってきたお姉さんのくつした、世の中は にじいろ がいっぱいだね!

「自転車にはまだ乗れない、まだはやい」
なんて決めつけていたのは お父さんでした。

ストライダーで絶妙にバランスをとって走るので、
「もしかしたら」とは 期待したんですけど、
補助輪なしの自転車にのせてみて、
「あ、これは無理だな」
と諦めたのは お父さんのほうでした。

だけど、お父さんが後ろで支えていることなんか、
ゆうりくんは知らずに、
すっかり乗れた気になって、ペダルを踏み続けます。

それをみたら、お父さんは もういちど、
「もしかしたら」
という気持ちになって、手を放してみました。

お父さんの諦めや心配なんて置き去りにして、
OK!を連呼しながら、乗りこなします。
よっぱらいが乗っているみたいに、
右に左に蛇行しながらですけど。

保育園の連絡帳に
「男の子なので たくさんの傷を負って、
大きくなってくれればと思います。」

という大胆なコメントをいただいて、
クスっと笑っちゃったけど、
でも本当にそう!その通り。

失敗とか、傷とか、
怖がっているのは お父さんのほう。
ちゃんと手を放してあげることの大切さが、
よくわかりました。

月刊かも? EUREKA! 2018年6月号

「ボク5歳!ママは・・・?」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「さくらんぼ」。ボク、毎朝食べます。切らさないでね。え?「コスパが悪い」?なんのこと?
 ・「レゴブロック」。とかけまして、茶摘みととく。どちらも シンメトリ(新芽採り)が大切です。
 ・「新幹線」。気軽に乗れるもの、と思っているところが、21世紀少年。
 ・「こねこのチー」。RAT-A-TAT や oddbods はダメだけど、チーはOK。っていうお父さんの不思議なルール。
 ・「しゃぼん玉」。保育園ですごくはやってるんだー。あと、水風船も。夏っぽくなってきたネー!

ボクは5歳になりました。

お父さんが「おまえ、重いな」と言います。
「走るのが速くなったな」とかも言います。

まぁね、いっぱい食べたからね。

もう、5歳のお兄ちゃんになったからね、
なんでも、自分でやろうと思ってさ。

「トイレにいってくる〜」って、
自分でいくよ。

保育園から帰るかえりみち、
ボクが一番最初に、
お月さまを見つけるよ。

クツをはくのも、ドアを開けるのも、
エレベータのボタンを押すのもさ、
ボクがやるんだ。

レゴブロックもさ、
自分ひとりだけで つくりたいんだよ。

転んだ時はね、
痛いとかじゃなくてね、
くっそ〜、5歳なのに ころんじゃった、
って、しばらくのあいだ 凹むよ。

自分でひとりでできるからね、
みんなでおなじことをするのは、
ちょっとにがて。

ま、そういうこともできるお兄ちゃんに、
ならなきゃなぁ、とも思うんだけどね。

そうそう、ママも誕生日だったんだよ。
ママはね、えーっとね、△#◎歳!

月刊かも? EUREKA! 2018年5月号

Happy Birthday! 特集号」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「タマゴの白身」。黄色いところは、ぐでたまさんだから 食べないよ、見るだけね。
 ・「きのう」。今日起きたことじゃない 最近のできごとは、全部「きのう」でくくっちゃうよ。
 ・「赤ちゃんのとき」。「きのう」じゃすまないくらい前のことは、赤ちゃんのときに起きたんだよ。
 ・「お天気になったら」。「寝て起きたら」というのと同じね。え、「あした」? なにそれ?
 ・「なんで○○なの?」。お父さん、わかってる? こっちの質問は大喜利ではなくて、マジできいてるんだよ?
 ・「そういうことがあるよね」。あるかどうかは 知らないけど、これでややこしい会話を終わらせます。
 ・「4歳」。ボクなりのピーターパンシンドローム。そんなに簡単には 5歳にならないんだよ。

ゆうりくんは 4月にはいって急成長しました。
頼りにしていた年長のお兄ちゃんが卒園して、
小さい子達が入園してきて、
「残ったぼくらが頑張るしかないじゃないか」
そんな気持ちになったんでしょうね。
まだまだ あまえっこですけど、
ボクがやる、自分でやる、
そういうことが増えました。

4月は前半にがんばったので、
後半はちょっとヘトヘト。
風邪もひいてしまいました。

4月の終わりから 5月のはじめは、
ゴールデンウィーク。
日本の祝日は、
あたらしい環境でがんばる人に、
やさしくできていますね。
ここでちょっと休んで、
充電して再スタートです。

5月1日に、ゆうりくんは 5歳になりました。
1か月がんばったあとに、
ごほうびのような 5歳です。

今月の「うごく、ゆうりくん」は、
ド・ド・ドン と 3本立てです。
めでたいですし、ありがたいですから。
いろんな方々のおかげさまです。


月刊かも? EUREKA! 2018年4月号

「スクラム組んだそのときに!」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「あったかいポップコーン」。映画館の理想的なやつと、お父さんが電子レンジでつくる現実的なやつ。
 ・「Tropicana SPRING BLEND さくらピーチテイスト」。このあと飲むのと、朝飲むのと、いつも2つ買うよ。
 ・○○しちゃったらどーする?。お父さん、「どうもしない」とか「大丈夫」とかはダメ、これ大喜利なので。
 ・「○○ではありません」。「ゆうりくんは○○だよね」と言い当てられるのが悔しくて、全力で否定します。
 ・NO!NO!NO!NO!。困ったことが起きそうで止めたい時に、ついつい言ってしまう、バイリンガルなボク。

「3月のおわり」は、やっぱり来てしまいました。
来ないわけはないんですが、もっとゆっくりくると思ってたのが、
躊躇なく いろんな人のいろんな事情とか 関係なしに やって来ました。

「3月のおわり」は、お別れの時です。
大好きだったお兄ちゃんが保育園を卒園して小学校にあがります。
3月には保育園で発表会があって、そこでは『オペレッタ』を披露しました。
『オペレッタ』と言っても、ソプラノやテノールではなく、
『ピーマンマン』のお話を歌に合わせて演じるミュージカルのようなもの。
本番の舞台で緊張して固まってしまう ゆうりの手を、
その大好きなお兄ちゃんが引っ張ってくれて、
「ここに立って、さぁ歌おう!」と促してくれます。
お兄ちゃんやお友達に少し遅れて、かなり小さいアクションで、
こわばった表情で演じながら 最後まで一緒の舞台にたちました。
※この背景画像は『オペレッタ』ではなく、『みうらじゅんフェス』の展示を怪訝な顔で鑑賞するゆうりです。

『スクラムくんだそのときに』というのは、そのオペレッタの歌詞です。
今月のムービー『うごく、ゆうりくん 2018年3月』は、
お出かけ中にその歌をうたう ゆうりくんから始まります。
もう、『オペレッタ』の発表会が終わってしまったあとのこと。
そうか、イヤだったんじゃなくて、はずかしかったんだね。

発表会で一番消極的だったゆうりをみて、少し心配しました。
「社会性」とか「社交性」とか、そういったことについてです。
ですが、すぐに輪の中に入って存在感を出すことだけが、
「社会性」「社交性」ではなくて、
身の程をわきまえたり、相手のでかたをうかがったり、
お先にどうぞと譲ったり、助けてもらったり、
ひとと違う部分を気にしすぎなかったり、
「せんせい、だいすき」と素直に言って あまえたり、
そういうことのほうが、大人になってから大切なんだよな。

あんがい、いい線いってるぞ、ゆうり。

月刊かも? EUREKA! 2018年3月号

「寒くて寒くて、もぅいやだ」の巻

ゆうりくんのマイブーム
 ・「GOOD IDEAの帽子」「あたらしいセーター」。これがないと、寒くて泣けます。
 ・「RAT-A-TAT」。出てくる子は悪い子ばっかりなので、お父さんにみつからないように隠れて観ます。
 ・ パン屋さん"ルパ"の「りんごと紅茶のパン」。ボク、それしか食べません。グルメなんで。
 ・「サッと」。パパやママのくちぐせをまねしてます。「ボク、サッとおふろにはいります」。
ゆうりくんの退化
 ・「おばけ的なモノ」がこわくて、しかたありません。電気をつける前の部屋に入れなくなりました。
 ・「ベビーカー」に乗りたくなっちゃいます。だって、歩くの めんどくさいじゃん?

2月はさむかったですね。
ゆうりはいつも「さむい」と涙目でした。
保育園は床暖房なのに対して、うちにはそんなものはなく
エアコン1台稼働なので、そりゃもう、さむいです。
そのうえ、保育園はすごくたのしいので、
週末にパパ・ママといても、保育園のことを考えてしまいます。
「あぁ、保育園に行きたいな」
そんな気持ちがみえみえですし、
実際ことばに出てしまいます。
毎週末 ためされている気がします。

「うごく、ゆうりくん」の2018年2月ムービーは
ゆうりが まぁまぁ元気なシーンをあつめましたので
「え?げんきそうですけどね」
と思われるかもしれませんが
さむくてめげていた2月でした。

そんなわけで、最近よく泣くようになったゆうり。
たださむくて泣いているわけではなく、
パパのいいつけがイヤなときに泣きます。
泣いて、怒られます。
父親としては、「泣くと思い通りになる」のパターン認識を
絶対にさせたくないので、泣くとよけいに「ダメ!」と言います。
ゆうり、おまえが泣いたら、お父さんは「わかった」とは言えないんだよ。

かわりに、ギュッとしてやります。
「お父さん、だいすき!」と言ってくれる回数が増えてきました。
とても うれしい言葉ですけど、
どこか自分に言い聞かせているようでもあり、
「お父さんはボクのこと好きなの?」と聞かれているようでもあり、
ゆうりくんに求めすぎかな、ゆうりくんに対して意地悪かな、 
と、ときどき惑うお父さんです。

月刊かも? EUREKA! 2018年2月号
「鬼たーいじ、オニオニたーいじ!」の巻

うごく、ゆうりくん」にひとつだけ ムービーを加えました。

ゆうりくんのマイブーム
 ・「みかん」。おいしいみかんは、平べったくて、底がへこんでいて、さわると柔らかいやつです。
 ・ 映画「Polar Express」。雪が降って、気分はクリスマスに逆戻り。『ジングルベール!ジングルべール!』
 ・「丸いチョコレート」「ペロペロキャンディ」。1日1コ。『寝て起きたら、また食べるんだね!』
 ・ 2月に入ってからは「鬼退治」。保育園での節分イベントがサイコーにエキサイティングだったみたい。
 ・「・・・だゼ」。ときどき、ドキドキ、使ってみてます。ええ、だって、ボクも男の子ですからね。
 ・「What's this ?」。ごくまれだけど、急に言います。意味は・・・わかっているような気がします。たぶん。

「うごく、ゆうりくん」にひとつだけ ムービーを加えましたが
前回の初詣のあと、ビデオをまわしたのは2日間だけでしたので、
非常にシンプルな内容です。

また渋谷の美容院(watch "TOKYO CITY BOY" !)に行き、
代々木公園は、そのあと遊びに行きました。
美容院の予約が10時だったので、
ムービーの時間帯はまだお昼前。
お昼前の渋谷はまだ「おねむ」でひとは まばらでした。
ゆうりと ゆっくり穏やかな時間をすごせるしあわせを
じっくりかみしめた週末でした。

私の実家の近くには、東京のように遊び場が
いっぱいあるわけではありませんでした。
私は家のまわりの1ブロックを補助輪付自転車で、
ひたすらこぎ続けていたものですが、
ゆうりを見ていて「同じだなぁ」と。

ゆうりは今、保育園がたのしくて、たのしくて、
ほんとうに しあわせな日々を送っています。
私は土曜日の幼稚園(当時は週休2日ではなかった!)のあと、
岡本先生が来てくれる、オルガン教室がたのしくて、たのしくて。
小学校4年生のときは、いっぱい話して、いっぱい遊んでくれる
坂中先生といっしょにいられる時間がたのしくて、たのしくて。
ゆうりも たのしい時間のこと、記憶のなかに抱きしめながら
これからの人生を生きていくんだな、と思います。

月刊かも? EUREKA! 2018年1月号

2017年総集編&新春シャンションショーの巻